【気】

生命活動の原動力となる


例えば「元気」「勇気」「本気」「やる気」「空気」など目には見えないけれどそこにあるエネルギーのことをさします。


気は体内を広い範囲で巡り、全身を自由に巡っているのが特徴です。



【血】

各器官に栄養を供給する


西洋医学でいう血液とほぼ同じ意味になります。

血管内を一定の方向に巡り、気を運ぶ役割があります。



【津液】

身体に存在する血液以外の水分(体液など)


津液は、身体に潤いを与え、気や血と共に全身を巡っています。

津は体内を自由に巡る働きがあり、液は関節内の滑液や細胞内の体液として組織内を巡る働きがある。





気・血・津液の巡りがそれぞれ悪くなる(不足したり過剰になったりする)と、3つのバランスか崩れ、身体に不調が現れやすくなります。


体内で気・血・津液のバランスを保ちながら、絶えずバランス良く巡ることで健康維持につながります。


鍼灸治療では、不足しているところを補い、冷えているところを温める施術を行うことでバランスを整えていきます。